買取業者の甘い言葉にご注意を

とにかく少しでも早く売却したいとお急ぎであれば、「買取業者」への売却は魅力的かと思います。
法人であることの安心感に加え、資金力もあるので決済までの日数も最短かもしれません。
ですが、「少しでも高く売却したい」とお考えでしたら、「買取業者」はお勧めできません。

「買取業者」は購入後にリフォーム・リノベーションをし、再販することで利益を得ています。
買取価格を抑えることで再販で得る利益をより多く確保しようとするため、多くのケースで一般的な相場よりも買い叩かれます。
特に、急いでいると相手に気付かれると足元を見られ、高圧的で強引な営業トークに押されてしまって後悔するような低価格で売ってしまったケースも少なくありません。

まずは弊社のような仲介会社にお任せいただき、希望価格で個人客も含めた広い購入希望者をターゲットとすることこそが、希望条件での売却を実現する何よりの方法です。

大手不動産会社なら果たして安心でしょうか？

テレビCMで見かけるような、名前を聞いたことのある大手なら間違いないだろうと、安易に全てを委ねてしまうお客様も多くいらっしゃいます。
しかし、そんなお客様の心理を逆手に取って大手であることにアグラをかき、お客様の為に最善を尽くす努力を怠る営業マンが多いのも現実です。

まず、大手の営業マンは厳しいノルマを抱えています。
営業成績が会社での待遇に影響するので、「お客様にとってのベスト」よりも「目先の成約数のための叩き売り」を優先する傾向が強いのは否めません。
特に売却の場合、「他社より高く売ります！顧客がいます！」と豪語する会社に任せるのは非常に危険です。
他社より期待値を上げて優位に立つための営業トークですが、売手から媒介契約を取るがために、まず相場より高い価格で売り出しを提案されます。

当然ながら相場からかけ離れた強気な価格設定では売れないため、その後、様々な理由をつけて値引きを勧められます。
結局は当初の試算より大幅に価格を落としたうえに、当然のように売手・買手の双方に正規手数料（売買価格の3%+6万円）を請求し、トータルの売却益が想定よりも下回ってしまったという相談は多く頂きます。

※売却価格は売主の任意です。
ですが、あまりにも相場からかけ離れた金額に設定すると、いつまでも売れなくて何度も値引きを繰り返すことになり、購入希望者や相手方の仲介会社に 「待てばもっと下がるかも」と思われるリスクがあります。
弊社ではそのような事態を避けるために、売主様と慎重に協議を重ね、適正価格+α（相場から大きくかけ離れない範囲）の売り出し価格を設定することを推奨しています。

「仲介手数料は売買価格に上乗せすればいい。」
そんなことを平然と営業トークにしている例もありますが、そんなことをすれば買手は高額を理由に候補から外してしまうでしょう。
大手不動産会社の『顧客』と呼ばれる方々も「不自然に高額な物件は買いたくない。同じ物件に高い仲介手数料は払えない、払いたくない。」と考えておられます。
継続して不動産購入を検討している『顧客』ほど、相場を熟知し、慎重に複数の物件を複数の業者から検討されているからです。

様々な情報が溢れたネットの時代ですので、買手の約9割がネットで物件探しをされておられます。
不動産会社頼みで物件の紹介を待つ、『顧客』と呼ばれる方は昭和の時代では確かに存在したかも知れませんが、令和の時代では「仲介手数料は3%+6万円」を当たり前と思わず、弊社のような「必要最小限の仲介手数料しか頂かない」不動産会社で契約したいと情報収集されている方は多数いらっしゃいます。

不動産の売買に必要なプロセスは、大手も中小も変わりありません。
よって、最初から私共にお任せいただいた方が、より早く、より多くの売却益を得られる可能性も高くなります。

売却をご希望のお客様は、どうか「買う側の視点」で「どんな不動産会社から買いたいか」ともお考えいただき、大手であることのメリットだけではなく、「隠されたデメリット」があることもぜひご承知ください。